【erutuoc】世界の工房から31
世界の工房から VOL.031
イタリアンレザーの世界
今からおよそ500年前。ルネッサンス期のフィレンツェ。
多くの芸術家たちを支援したメディチ家の宮殿を飾ったのは、ボッティチェッリやフェルメールをはじめとする最高峰の画家たちによって仕上げられた、「壁面を美しく装飾するため」のレザーでした。
衣服やバッグではなく、壁面までレザーで。革文化が深く根付いていることを感じさせられるエピソードです。
今回は、そんなイタリアレザーの特徴等についてお伝えできればと思います。あわせて、皇室御用達の濱野家当主・濱野有が世界をめぐって見つけたイタリアンレザーで仕立てたアイテムもご紹介いたします。
イタリアンレザーの特徴
「イタリアンレザー」といえば、発色の良さと植物タンニンでなめした質感が特徴的。色鮮やかでありながら透明感があり、革本来のキメや柔らかさを感じられます。
タンニンとは「渋」のことで、例えば、赤ワインに渋みを加えるポリフェノールもこの一種。タンニンでなめすことで、繊維が引き締まり、ハリやコシのある仕上がりになります。また、変形させるとその形を保つ可塑性(かそせい)により、使い手の体に沿うようになじんでいく質感や、カービング(=彫刻)を施すことも可能になるなど、革の味わいや楽しみ方も深まります。
他にも、世界で唯一とも言われる、植物タンニン100%でなめした事を認定する機関・ベジタブルタンニン協会があるなど、品質や伝統的製法を守る取り組みが積極的に成されています。
濱野家現当主・濱野有が世界をめぐって見つけた、ふっくら柔らかな上質イタリアンレザー。
こちらのレザーは、濱野家現当主・濱野有がヨーロッパを巡り見つけた上質なイタリアンレザー。いつまでもふれていたくなるようなやさしい弾力と、しっとりとした質感にこだわり、ふっくら柔らかなシュリンクレザーに染めて仕立てられています。
つまむとふっくらもっちり。仕立てるデザインによって、かっちりとしたきちんと感のある印象から、くったりとした柔らかな印象まで表情を変えていきます。
濱野有が見つけたイタリアンレザーで仕立てたアイテム
【傳濱野】皇室御用達 濱野家の上質イタリアンレザーから生まれたゆったりショルダー Yutoria(ユトリア)
37,000円(税抜)
【傳濱野】皇室御用達 日本女性のための“見返り美人”デイリーバッグ Retia(レティア)
45,000円(税抜)


































































