【erutuoc】世界の工房から32
世界の工房から VOL.032
帆布の世界
以前、本特集で、織物には主として、平織(ひらおり)・綾織(あやおり)・朱子織(しゅすおり)の3種類があるとお話したかと思います。
綾織(あやおり)ならデニム、朱子織(しゅすおり)ならサテンが有名どころでしょうか。そして、平織(ひらおり)の代表格が本日ご紹介する帆布(はんぷ)。「キャンバス」と呼んだ方が馴染みのある方もいるかもしれません。漢字の通り、元々は、帆船の帆に使うために厚手で丈夫な布としてつくられました。その名残を残して、「ほぬの」と呼ぶ場合もありますね。
丈夫で長く使えることはもちろんですが、使うほどに風合いが変化していくのも魅力の一つ。はじめは硬く、ぱりっと、もしくは少しごわついたような質感が使っていくうちに馴染み、くったりと柔らかくなっていきます。
今回は、そんな帆布の世界についてお伝えできればと思います。あわせて、エルトゥークの帆布アイテムもご紹介いたします。
平織りの特徴
「平織り」は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を一本ずつ交差させる織り方。織り模様は左右対称、シンプルながら堅牢。糸が交差する点が多く、糸と糸の間に隙間ができるため、通気性があり重量も軽くなります。
帆布の他には、ブロード、オックスフォード、シャンブレー、オーガンジーなどがこの織り方で作られています。
なお、経糸と緯糸ともに2本以上の糸をそろえて織った生地は、縫い上がりの模様がカゴの目のように見えることからバスケット織と呼ばれます。魚子織/斜子織/七子織/並子織(ななこおり)とも呼ばれ、羽織を仕立てるのに使われていたこともあるそう。
ちなみに、「帆布」とオックスフォードやその他の平織り生地との分類は、その重量。1平方メートルあたり8オンス(約227g)以上の平織りの織物が「帆布」の定義となっているんですね。
〇号帆布とは?
帆布を織るのに使われる素材は、主に綿や麻。生地の厚みは、1号~11号という単位で表されます。
1号が最も厚く、11号に向かって号数が増えていくほど薄くなっていきます。イメージとしては、9号帆布がデニムのパンツとほぼ同じ厚みといったところでしょうか。
おろしたてよりも使っていくほどに柔らかく馴染む素材を楽しみたい
コンセプトは「10年目のカンパネラ」。カンパネラとは鐘のこと。大切な人と出会ってから10年目、今の仕事に出会ってから10年目。
それぞれの人生の色々な10年目に、祝いの鐘が鳴り響くみたいに、人生のワンシーンを飾るようなインパクトあるバッグが誕生しました。
節目の年は新しい10年の始まり。新しいストーリーの始まりにふさわしい、新しい定番モデルです。
【ATAO】campanella(カンパネラ)トートバッグ帆布×レザーバージョンはこちらから>>
岡山の力織機でつくるATAO定番ラインのichimatsu帆布
ATAOの帆布はジーンズの生産で有名な岡山の力織機を使って織り上げた厚手で丈夫な布地です。また糸は「コーマ糸」と呼ばれる毛羽立ちの少ない上質な糸を選んでいるのでコットン素材ながら表面に淡い光沢感があり洗練された印象に仕上がっています。
ATAOの帆布の最大の魅力、それはおろしたてよりも使っていくほどに柔らかく馴染んでくる素材であるということ。最初は張りがありますが、時間が経つほどにくったりと優しい雰囲気が出てきます。
それはちょうどデニムが履くほどに柔らかくなって愛着が出てくるのと同じような感覚。例えば流行のドラマよりもclassicな名作映画が持つ魅力のように、風合いが出てくるほどに愛着の湧いてくるバッグです。
【ATAO】使うほどに味わい深くなる市松帆布シリーズ旅行ボストン
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もう気づいてた?バッグの素材が、レザーではないことに。
レザーと全く同じ方法で仕上げたのは、キャンバスをベースにしたIANNEオリジナルの素材。
厚手のキャンバス素材をベースに、レザーと全く同じ加工でシボを出し、色味を加えていったIANNEオリジナルの素材です。特に色味については、レザー独特のむら感をキャンバスでも再現することにより、近くで見ないとキャンバスと分からないほどリアルな質感。
つい手にとってしまうキャンバスバッグの気軽さはそのままに、レザーと同じ上品な加工で仕上げたこのオリジナル素材。カジュアルなシーンはもちろん、ヒールを履いて上質な時間を過ごしたくなるシーン人だって、上品な遊び心としてエアロをお持ちいただけるバランス感に仕上がりました。
【IANNE】『VERY』掲載*遊び心がきらりと光る。
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